~変革の時~
YCAビジネススクールⅢ 第5回

本日10時より、YCAビジネススクールⅢが開催された。
前段における経営戦略等の発表については、個別指導塾A社の取締役Y氏が行った。

30代後半の若手社長率いるA社は、創業8期目の中堅企業であるが、西日本を中心に70拠点以上、生徒数1万人弱とこれまで順調に成長を果たしている。
社員120人、教師登録数10万件とかなり大規模に展開している。

今回の発表でY氏は、A社の外部環境(機会・脅威)と内部環境(強み・弱み)について分析し、継続的な競争優位を追及する観点から同社の差別化や独自化戦略のポイントを分かり易く説明された。
特に、マーケティング指向が素晴らしく、市場を的確に細分化し、ターゲットのマーケットに対して、適切な4P{製品(Product)、価格(Price)、チャネル・物流(Place)、プロモーション(Promotion)}が展開されていると思った。教室展開もドミナントを意識した戦略が立てられており、今後も順調に成長していくに違いない。

多店舗展開では、しっかりした市場調査とスクラップ・アンド・ビルド及びドミナントが鍵となる。また、更に拡大させていくと、人事戦略や財務管理マネジメントなどの内部統制が重要となろう。

後段のテーマは、「経営戦略における財務管理のあり方」についてであった。

最近の倒産企業を分析して例外なく思うことだが、貸借対照表に対する感度が低いことである。歴史的に見て景気は循環するものであり、景気が悪いときこそ、会社の真価が問われる。経営者は外部環境が最悪の場合のシナリオを描いて戦略を立てなければならない。

どんなに景気が悪くても会社を存続させていくことが経営者に課せられた使命である。

会社を潰さないためには長期の視点が必要であり、特に、自己資本比率、在庫、有形固定資産、保証金・敷金などと自己資本や売上高との比率、手許流動性、借入金構成、運転資金必要額など、経営者は、常に外部環境に応じた適正なバランスを追求していかなければならない。

これら計数は短期的に改善できないものが多く、長期的な視点で是正していくが求められてくる。

この記事は 2009年 5 月 16日(土曜日) に投稿されました。
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