YCAビジネススクールⅢ 第7回目(白垣)

本日、YCAビジネススクールⅢの第7回目が開催された。

前半部は、弁護士60名以上を擁する大規模法律事務所の経営戦略発表であった。士業という業務の性質上、暗黙知(ノウハウや情報)共有の仕組みが重要であると感じた。

士業における優位性は、実績による「結果」と「過程」の蓄積の結果と考えられる。
実績を得るためには、IT環境整備や組織的オペレーションに加え、成果物とプロセス両面において付加価値を提供し続けることによる情報発信が必要であり、そのための土台として形式知・暗黙知両方の共有が必要だと思う。
後半部は、組織論第2回で、コミュニケーションの部分に焦点を当てた議論となった。

組織はそれ自体が目的ではなく、目的達成のための手段であるが、コミュニケーションは単なる伝達手段を意味するものではなく、企業風土そのものだと考えられる。

コミュニケーションの目的は情報を伝達することではなく、企業の考え方(モラル)を世代、性別などの違いを尊重しつつ、受け手の知覚(モチベーション)に訴えることである。

人は自らの価値観に大きな影響をもたらす変化に抵抗するが、知覚的に理解できたものであれば、変化を受け入れることができる。

一方通行の情報伝達に留まらず、受け手の知覚を意識した組織としてのコミュニケーション(共有)が成立すれば、個人のモチベーション向上を促し、それが、企業のモラル向上(企業風土)をもたらすきっかけとなるのではないかと思う。

この記事は 2009年 7 月 18日(土曜日) に投稿されました。
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