YCAマネジメントスクールⅠ 第2回目(白垣)
税理士法人YCAの白垣です。
本日、YCAマネジメントスクールⅠの第2回目が開催された。
今回は、「企業マネジメントとしてのあるべき姿」第2回であった。
マネジメントスクールでは企業の管理者に主体性を持たせ、次世代のキーパーソンを育てることにより、自ら成長していく企業風土の構築を目的としているが、その中でも重要なことは、企業理念や経営方針を日常の業務を通じて伝えていくことだと思った。
教えることや伝えることの目的は、その人の行動につなげることにある。しかし、「理解」と「行動」の間には大きなタイムラグがあるのが現実だ。その原因としてモチベーションの問題が挙げられる。モチベーションを高めるための2つの要素として「困難な問題の提示」「具体的な目標」があるが、特に弊害となっているのが後者の「具体的な目標(GOAL)」を明瞭に伝えていないことではないだろうか?
提示された目標(GOAL)が曖昧なものであったり、我が社の基本的スタンスとの関わりが不明瞭であれば、その仕事自体の目的や意義を納得できないため、行動につながらない。
また、企業においては、現在のような厳しい経済環境下では、従来の競争による新しい顧客の創造は容易ではない。
最近、「共創」という言葉をよく耳にする。「共創」とは、商品やサービスの開発プロセスにより多くの顧客を巻き込み、より良いモノを作り出そうとする試みをいい、そのために必要なことは、企業側が製品やサービスの基本コンセプトを提示である。
部下に行動を促す、顧客を巻き込むために、まず自らが伝える(発信する)ことの必要性を認識するとともに、セオドア・D・レビットの言葉を思い出し、「共創」とは新しい概念でなく、古典的な原則だと思う。
「ビジネスの実務は、新しい顧客を生み出し確保することである。経営陣や企業は全体的に運営及び生産活動を過度に重視し、顧客を満足させるという最も重要な仕事を怠っている。(省略)マーケティングとは顧客を見つけ出すと同時に顧客を確保し続けるということである。」(セオドア・D・レビット)