YCAマネジメントスクールⅠ 第4回目(白垣)
本日、YCAマネジメントスクールⅠの第4回目が開催された。
今回のテーマは「スピードアップ」であった。
組織におけるスピードアップの観点から主に報連相について再考した。マネージャーは、組織の情報伝達上、2つの役割を担う重要な位置にいる。
① 経営者から現場に戦略やビジョンを現場に伝える役割
② 現場から経営者に問題や事業機会を伝える役割
そのため、戦略やビジョンを現場翻訳・伝達し、現場の能動的な問題解決を奨励することで、企業活動を向上させることが可能な立場にある。企業活動を「所属する人間の行動の集積」と定義すれば、マネージャーは、自らが持つ経営情報と現場情報を基に、人の行動自体をマネジメントすることに注力する必要があり、その行動の原因に働きかけることで報連相などの適切な行動を引き出すスキルが求められる。
行動の源泉となるものは感情であり、感情を動かすためには、権威によるアプローチではなく、気付きを与え自ら決断させるアプローチが必要だと思う。
このようなマネージャーがとるべきスタンスを再確認できる老子の言葉がある。
「河や海が数知れぬ渓流のそそぐところとなるのは、身を低きに置くからである。そのゆえに、河や海はもろもろの渓流に君臨することができる。同様に、賢者は、人の上に立たんと欲すれば、人の下に身を置き、人の前に立たんと欲すれば、人のうしろに身を置く。かくして、賢者は人の上に立てども、人はその重みを感じることなく、人の前に立てでも、人の心は傷つくことがない。」