YCAビジネススクールⅢ 第9回目(白垣)
本日、YCAビジネススクールⅢの第9回目が開催された。
前半部は、大手地銀部門の経営戦略発表であった。
九州を代表する企業の中核を担う部門であるため、シナジーの効いた戦略は素晴らしかった。
後半部は、マーケティング論第1回であった。
市場は目まぐるしく変化している。顧客、競合そして価値感も。
価値は、時と場合に左右される。
20年前は飲み水に対価を支払う感覚はなかったが、今では数多くのミネラルウォーターが店先に並ぶ。20年後は、人が生活を営む上で必要な飲み水の価値は上がっているだろう。しかし、シャワーや洗髪に現在のような感覚で水を使用していないと思う。また、代替する手段が登場しているかもしれない。
顧客のウォンツに目を向けると、普遍なものと特殊なものに分けられる。過去の歴史を遡ると、飲み水は普遍なウォンツであり、シャワーや洗髪は現代の状況に合った特殊なウォンツであると気付く。
企業が存続するためには、利益を創出することが必要である。しかし、昨今の金融危機から学ぶべきことは、利益を通じた社会貢献が必要だったと感じる。
NPOに対する資金援助といった社会貢献型マーケティング市場が13億ドルに達したこともそれに気付いた企業の姿勢と考えたい。
「社会貢献なしに、企業の存続はない」という姿勢が、一時の特殊な価値でなく、普遍な価値であって欲しいと願う。