YCAマネジメントスクールⅠ 第8回目(白垣)
本日、YCAマネジメントスクールⅠの第8回目が開催された。前半はモチベーション理論についての課題発表、後半は論理思考力の講義を行った。
管理者として学ぶことは、教えることを前提としなければならない。そして、教えるためには言葉で表現できていないこと(暗黙知)を伝えるための抽象化・単純化作業が必要になる。
当勉強会で学習してきた題材(ファシリテーション、コーチング、モチベーション)は、インプットの段階で自分が納得しても、それだけでは相手に伝えることができない。
また、教えたり、相手に伝えるためには論理が必要となる。そして、論理的とは「相手に伝わる」ことであり、自分の頭の中で納得し自分勝手なロジックを構成しても、相手を説得することはできない。また、安易にフレームワークに落とし体裁を整えてみたところで、それは、単なる情報の整理に過ぎない。
ビジネスのあらゆる局面で付加価値の源泉となるのは、「考える」作業であり、考える上で最も重要なことは、問題そのものを正しく認識することである。
問題が適切に把握できれば、その答えはおのずと出てくるものであり、ピーター・ドラッカーもこう述べている。「経営におけるもっとも重大な過ちは、間違った答えを出すことではなく、間違った問いに答えることだ。」「問題を明確にするためには、正しい答えではなく、正しい問いが必要だ。」
組織においても個人においても、注力すべき行動は、気づきを促すための適切な自分自身への問いかけである。気づけば、危機感や問題意識が芽生え、問題自体を適切に認識し、その答えに近づく。そして、気づくための方法は、自分を客観的に考察し、常に自分にこう投げかけることだろう。「これで本当にいいのだろうか?」と。