銀行勉強会(大和田)

前半は、「ビジネスパーソンに要求されるもの」をテーマとした議論の延長であった。
当月が師走ということもあり、個々人の一年間を振り返る意味でも、目標の設定とその達成度に関するモニタリングの重要性について議論が行われた。目標設定にあたっては、現状の分析とあるべき姿の設定が前提となり、そのあるべき姿に到達するまでのギャップこそが、目標に対する課題となる。これらの分析、設定、課題認識は非常に重要であることは言うまでもないが、この課題達成のための行動がなければ何も始まらない。
また、行動を起こすにあたってのポイントとして、2点に注目してみた。1つは「時間管理」であり、もう1つは「ヒトを巻き込むチカラ」である。
「時間管理」については、習慣化が大原則となる。行動計画をたてたならば、実行する習慣をつけることだ。一方「巻き込むチカラ」は、自分への約束をヒトの目を通して強制することを目的としている。まさに内部統制と外部監査であり、個人管理も経営も原則的思考は同一だと改めて感じさせられた。

後半は、「実践的な財務諸表の見方」をテーマに議論を交わした。
企業経営においては、貸借対照表を最も重視すべきである。自己資本比率などの重要指標により、財務面の安全性をチェックするのみでなく、投下資本が有効活用されているかなど様々な視点でも分析しなければならない。また、他人資本が入っているということは、ガバナンス上においても外部チェックが入るという点では一定の意味があるだろう。
資産項目については、経営資源であるカネ、モノが適切に配分されているかを分解・精査する必要があるだろう。

損益計算書に関しては、企業の付加価値の源泉がどこに存在しているかを正しく認識することを重視しなければならない。
銀行マンも職業会計人も、財務諸表を正しく理解し、企業経営がよりよい方へと向かうように尽力するという点では共通の思いがあろう。僭越ながら今後ともお互いに議論を深めながら、少しでも社会貢献していきたい。

この記事は 2009年 12 月 10日(木曜日) に投稿されました。
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