~変革の時~
若手行員との勉強会開催

本日19時より、弊社において某金融機関の若手行員に対する勉強会を開催した。年度末の繁忙期にもかかわらず、最後まで熱く前向きな議論が展開された。
この勉強会は、弊社が親交のある中堅行員が中心となって、将来同行を背負って立つ人材育成が目的で月一回のペースで行われている。

今回のテーマは「スピードアップ」であった。

組織で仕事を行う場合、報連相の技術が不可欠となる。相手が必要とすることを、必要な時に、正しく伝えることが基本であり、これがうまくできていないと生産性が著しく低下する。特に相談の技術は、組織的に問題解決やコミュニケーションを行っていくために、大変重要であることは言うまでもない。

効率的な働き方を追求していくとスピードアップが欠かせない。仕事ができるビジネスパーソンは段取りがよい。仕事の優先付け、細切れ時間の活用、メールや電話等の使い分け、集中できる時間や集中できる仕事の把握、報連相の能動的運用など様々な工夫を凝らしている。これらの定期的な改善や見直しは第二領域の活動であり、教育訓練等により、組織的に共有化できる仕組みを構築すべきである。

人間は集中できる時間に限界があるため、1日当たりや1時間当たりの量的または質的な目標(標準時間等)を設定することで飛躍的に生産性が向上する。多くのビジネスパーソンが受動的に仕事をこなしているが、効率を強く意識して、段取りよく行うことで従来における業務時間を半分以下に短縮させることは決して難しくないことだ。
その短縮により削減できた時間を第二領域に投資することで受動的な作業ではない、能動的な本来の役割に徹することができ、自身の螺旋状の成長曲線を実感することであろう。

また、将来管理者となった場合には、お客様(顧客)の視点で俯瞰し、QCD(品質・コスト・納期)のマネジメントと部下の成長の支援等ができ、自らビジョンや価値基準を提示することで人を動かすことが求められる。また、部下のモチベーションを向上させるべく見本とならなければならない。当勉強会を通じて、様々なマネジメントスキルを学習し実践していくことで、持続的な競争優位を追及する管理者へと変革できると確信している。

この記事は 2010年 3 月 18日(木曜日) に投稿されました。
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