~変革の時~
世界の水問題について考える

本日18時より、W塾勉強会に参加した。

W塾はS社代表者のもとに募った若手経営者の勉強会で、数年前より2月に1回ペースで実施されており、筆者も世話人として参画している。

今回の発表は、地質調査や土木工事等を主たる事業とするA社代表者のF氏が行った。
A社は、厳しい外部環境下、M&Aを駆使した成長戦略により、これまで順調に成長を果たしてきた。未曾有の経済危機の影響を受け、建設業界が大打撃を受けている中、常に新たな付加価値を求め、競争優位を追及し続けている。

今回の発表でF氏は、世界の水問題と同社の経営戦略との関係を分かり易く説明し、同社が特許出願している技術について、詳細に解説を行った。その技術は、日本国内のみならず、世界をも視野に入れたスケールの大きなものだった。同氏のとても意欲的なプレゼンにより、ほとんどの参加者が非常に大きな成長可能性を感じたに違いない。しかし、単独資本での展開には、資金的にも時間的にも制約があり、大学や地方公共団体、信頼できる他社とのアライアンスが成功の鍵ではなかろうか。

現在のような先の見えない経済危機の中、閉塞感を打破し成長し続けるためには、縮小均衡を図ってじっと回復を待っているだけでは無理だろう。F氏のように大きなリスクをとって、積極的に踏み出していくベンチャースピリッツが不可欠であると改めて思った。

この記事は 2010年 7 月 13日(火曜日) に投稿されました。
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