C社事業計画発表会

本日、弊社関与先C社の事業計画発表会に参加した。惣菜の多店舗販売を営むC社は四国に本店を置く優良な中堅企業であるが、今回、九州事業部を分離独立して新会社を設立した。新社長T氏は、新会社の中期事業計画における経営方針及び経営ビジョン等について非常に高い目標設定を行い、300人以上のスタッフに対して自身の思いを熱く語った。

筆者は、数多くの中堅企業の財務面や内部統制面等のコンサルティングを行っているが、継続的に成功し続ける会社の3つの特徴に着目してモニタリングするようにしている。1つ目は正しい目標を設定すること。つまり、将来の望ましい状態を目標とすることである。2つ目は高いモチベーションを維持すること。そのためには正しいこと、世の中の役に立つことを行うことが重要である。3つ目は正しい行動を反復すること。つまり、正しいことを日々習慣化することである。これらのポイントをどれだけ満足しているかで、将来の成長可能性を正確に判断できるものと考えており、仮に不十分なところがあれば重要な経営課題として、戦略レベルから取り組んでもらうように指導している。

本日の発表会は、午前9時から午後3時半までの長時間で行われたが、本日の社長や幹部社員の発表は熱い情熱と魂がこもっていたと思う。かつ、成功企業の3つの特徴をかなり高いレベルで備えており、今後、業界を牽引していくリーディングカンパニーに変貌を遂げていくことを確信した。弊社も負けないよう組織的に磨きをかけ、継続的に研鑽していかなければならないと刺激を受けた有意義な一日となった。

この記事は 2011年 12 月 4日(日曜日) に投稿されました。
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