今年一年を振り返って

本日が今年最後の勤務日である。早いもので今年も残すところ、あと僅かとなった。
この1年を振り返ってみると、昨年3月に発生した東日本大地震や福島原発事故をきっかけに始まった我が国のパラダイムシフトが、水面下で確実に進行していることを実感させられた年ではなかっただろうか。

当社は平成15年9月に開業し、当期は記念すべき10期目となる。当初7年間は順調すぎるほどの成長を続けていたが、ここ3年くらいは個人的経営からの脱却が十分にできていないためか成長が鈍化していた。そこで組織的経営への転換を最重要課題として変革に取り組んできたが、なかなか思うように組織は機能しないでいた。おそらく、当社がある程度の規模となったことで皆の安定志向が強くなり、変化することへの潜在的な抵抗が殊のほか強かったに違いない。

パラダイムシフトは変化を大きく後押しすると言われている。当社であれほど難航していた組織的経営への転換が、今年は一気に進行した。1歩2歩の進歩ではなく、100歩や200歩と言えるような大きな改善が進み、まさに改革と呼ぶに相応しい年となった。これまでの抑止力がなくなり、改革に必要なものがすべて引き寄せられるように集まってきた。今は、組織全体が非常に高いモチベーションを持っており、継続的な成長を志向する本物の専門家集団へと大きく舵取りがとれたものと確信できるようになった。

筆者は、毎年年始に①業務目標 ②自己啓発 ③健康管理の三つの観点から目標設定を行っている。業務目標は、前述のとおり想定以上に達成することができ、今年も大きな成長を実感することができた。逆境は大きければ大きいほど成長機会は多いので、来年以降も前向きに捉え、果敢に挑戦し続けていきたい。

自己啓発については、経営力強化とイノベーション推進のため、4月よりMBAの学習を開始した。睡眠時間は確実に減少し修行僧のような生活であったが、新たな付加価値を十分すぎるほど身に付けることができ、自己実現できた達成感にとても満足している。また、将来において東アジアでのビジネス展開を想定し、昨年に引き続き英語力強化のためのTOEIC受験を行ったが、今年は大幅にスコアが伸び、目標点数に手が届くところまできている。平日は朝6時半に出社し、1時間半の勉強時間を捻出し、休日は6時間以上の学習時間を確保し、今年も最後までやり通すことができた。

健康管理については、折れない心と強靭な肉体を維持することを継続的な目標としているが、今年も7kmを30分以内で走れる持久力が維持でき、懸垂については20回以上できるようになった。現在のBMIは22、体脂肪率13%前後と目標数値も達成することができた。土日祝日と平日一回は必ずスポーツジムに通うことを習慣化し、この一年間もやり通すことができた。

常に望ましい姿をイメージし、現実とのギャップを埋めるための課題を設定し、それを達成するための行動を選択(習慣化)することで、どんな高い目標も達成でき、なりたい自分になれると信じて疑わない。最後に、今年は公私共にここ10年間で最もよい年だったと思う。来年も再来年も更に成長できるよう、このよい習慣を継続していきたい。

この記事は 2012年 12 月 29日(土曜日) に投稿されました。
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