~変革の時~
今年一年を振り返って
本日が今年最後の勤務日である。早いもので今年も残すところ、あと僅かとなった。筆者は30代後半位から、5年後や10年後の自分(なりたい自分=望ましい姿)を強くイメージし、現状分析した上でそのギャップを認識し、それを埋めるための課題と目標の設定を行うようにしている。
そのマイルストーンとして、年初にその年の目標とそれを達成するためのアクションプランやプロセスを、弊社年頭式にて毎年発表している。目標は、思っているだけでは決して達成することはできない。必ず行動を選択しなければならないことを肝に銘じている。特に高い目標は短期的に実現できないため、深い動機付けと理由付けが必要であり、かつ、達成するために必要な行動を習慣化しなければならない。
筆者は、①業務目標 ②自己啓発 ③健康管理の三つの観点から目標設定を行っている。業務目標は、外部環境が激変している現状を踏まえ、主として圧倒的な競争優位の確立と環境適応力の高い組織創りを挙げていたが、お陰様で年初に設定した高い目標をほぼ達成することができ、大きな成長を実感している。
自己啓発については、問題解決力や課題達成力といったコンサル能力の向上のため、中小企業診断士の登録に必要な実務補修15日間の受講をした。また、我が国を取り巻く経済環境を勘案し、将来において東アジアでの展開を想定、英語力強化のためのTOEIC受験及びビジネス実務法務検定受験にチャレンジした。英語の学習を行うのは大学卒業以来であるので、最もギャップを感じたが一定の成果は出せたと思う。平日は朝六時半に出社し、一時間半の勉強時間を捻出した。一日もサボらなかった事と成果主義を徹底した学習方法が勝因であろう。
健康管理については、折れない心と強靭な肉体を維持するため、6kmを30分で走れる持久力の維持、BMIを22→23に引き上げ体脂肪率は現状維持、健康診断オールAを目標とし、ほぼ達成することができた。そのために、土日祝日と平日一回は必ずスポーツジムに通うことを習慣化し、この一年間もやり通すことができた。
筆者は、問題解決・課題達成を通じて関与先企業の変革をサポートすることを使命としているが、自身の変革についてもそのプロセスは何ら変わらない。望ましい姿をイメージし、現実とのギャップを埋めるための課題を設定し、それを達成するための行動を選択することで、どんな高い目標も達成でき、なりたい自分になれると信じて疑わない。
最後に、今年も成長が感じられたよい一年だったと思う。弊社が地元経済に貢献する唯一の方法は、継続的に付加価値を創造し、関与先企業の問題解決や課題達成による変革を支援し続けていくことだと確信している。来年も再来年も更に成長できるよう、このよい習慣を継続していきたい。