~変革の時~
謹賀新年
新年 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
本日は弊社の仕事始めであった。本年から経営方針発表を個人目標と併せて行うようにした。まず、冒頭で欧州危機や中東問題など世界経済の潮流と、日本経済への波及についての仮説を説明した上で、弊社が関与先に対してどのように貢献できるか問題提起を行った。次に会計業界を取り巻く環境分析結果を説明し、自社の競争優位や独自性を強く意識した経営戦略、重点課題及び方針について発表した。仮にリーマンショック以上の経済危機が訪れた場合には、関与先が存続できるよう適切な提案を行っていくことが、弊社の重要な役割や使命であると改めて確認を行った。
その後、各リーダーから部門方針と、各社員の方に個人目標を発表してもらい、結果として発表会全体で3時間以上費やした。これから起こると予測されている経済危機は、全員が一枚岩となって対峙・協力しなければ、決して越えられるものではないだろう。本日の発表内容は、社員全員に主旨が浸透・共有できるものであった。
筆者も昨年同様、①業務目標 ②自己啓発 ③健康管理の三つの観点から、非常に高い目標設定を行った。ここ10年間、年始に立てた目標の達成をほぼ継続できており、大きな成長を実感している。本年も達成できるよう戦略的に取り組んでいきたい。
引続き今年も企業を取り巻く外部環境は厳しいままであり、様々な問題や困難等が発生することになろうが、一方で自己変革や成長の絶好の機会であるのは間違いない。パラダイム転換時は、成長こそが唯一の道であり、安心したり、楽を感じたりすることは成長が止まっていることの証と考えなければならない。不安に対して安心を感じれば、楽に成功できるものと確信している。しかし、恐怖の中ではなれないので、安心領域の外に出なければならない。摩擦や困難(逆境)を恐れず、今年一年間も果敢に挑戦し続けていきたい。