謹賀新年

新年　明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。

本日が弊社の仕事始めで、９時より経営方針及び個人目標の発表会を開催した。
まず、弊社の本年における重点課題について発表した上で、世界経済及び日本経済の潮流について解説し、その意味を共有した。昨年の出来事を振り返ってみると、テロが世界中で頻発、日銀のマイナス金利導入、Ｂｒｅｘｉｔ、ドイツ銀行危機やイタリアの大手金融機関の不良債権問題、トランプ氏のアメリカ大統領選勝利、中国の不動産バブルや不良債権問題など、明らかに、世界経済はその不確実性を増している。これは、もはやリスクではなく、予測不能な出来事ばかりだ。これらの延長線上で考えると、今後の世界経済は、グローバル経済からの脱却が進み、戦争や地域紛争などさらに不確実性が増し、新たな経済秩序が再構築されていく過程で、その前提条件が変わっていく可能性が高いように思える。これまでの成功体験や前提条件は、もはや当てにならないことをならないことを肝に銘じなければならないだろう。これら不確実な環境変化を鑑みて、今年のテーマは「コア・コンピタンスの強化」とした。環境変化を機会として捉え、我々の存在価値を高めていきたいと考えている。

人生で成功するためには、高い目標設定が必要である。当然、これには困難を伴うことになるので、自発的に困難を選択することを意味し、その目標達成という結果を達成するためには、正しい行動の習慣化が不可欠となる。したがって、何が重要で、何を習慣化すべきか。また、何をやめるべきなのか、これらが最重要課題であるのは言うまでもない。また、高いモチベーションを維持し続けることも大切である。そのために人生の本質を理解すること、つまり、楽を選択し続けると堕落し、困難を選択すると成長するということを強く意識しなければならない。時として、困難や挫折は、自ら選択しなくても訪れるものであるが、人生で越えれない困難は決して訪れない。それら困難から逃げ出さないできちんと対峙し、真摯に対応することで成長に繋がるということを強く意識できるようになれば、誰でも楽に成功できると思う。

各社員の方には個人目標を発表してもらい、今年の抱負と決意についてそれぞれ熱い気持ちを語っていただいた。本年も新年発表会の後、スタッフ全員と若八幡宮へ初詣に行った。会社全体が新たな気持ちで新年度の業務に入ることができたのではないかと思う。

私は昨年同様、①業務目標　②自己啓発　③健康管理の３つの観点から、とても高い目標設定を行った。ここ１０年間以上、年始に立てた目標をほぼ達成できており、毎年大きな成長を実感している。

今年も引続き、様々な問題や困難等が発生することと思われるが、その一方で自己変革や成長の絶好の機会であるのは間違いない。成長こそが唯一の道であり、摩擦や困難(逆境)を恐れず、今年一年間も果敢に挑戦し続けていきたい。