謹賀新年
新年 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
昨日が弊社の仕事始めで、9時より経営方針及び個人目標の発表会を開催した。まず、世界と日本の経済の潮流について解説し、ここ数十年で最も大きな潮目がきていることを皆で共有した。そこで、今年の当社のテーマは「変化(適応)」とした。その上で、弊社業界の外部環境についてビジネス機会と脅威を考察し、自社の競争優位や独自性を強く意識した経営戦略、重点課題及び方針について発表した。その後、各社員の方に個人目標を発表してもらい、今年の抱負と決意についてそれぞれ熱い気持ちを語っていただいた。
新年発表会の後、スタッフ全員と若八幡宮へ初詣に行き、それから新年会を開催した。会社全体が新たな気持ちで新年度の業務に入ることができたのではないかと思う。
夕方からは、弊社関与先グループの新年会に参加してきたが、とても素晴らしい高い士気を感じることができた。その会の冒頭で、同グループ社長が、私とほぼ同じことを語られており、時代の潮目を強く意識されていたのが印象的であった。私が同グループに関与して10年以上になるが、その社長がリーマンショックの1年前にも同様のことをおっしゃってたことをよく覚えている。その後、短期間で巨額の不良資産の処分と有利負債の圧縮を断行し、リーマンショックに対してもきちんと適応されていたことは記憶に新しい。
また、本日は年始恒例の献血に行ってきた。私自身は年3回の献血を目標としており、習慣化できてから今年で8年目になる。
私は昨年同様、①業務目標 ②自己啓発 ③健康管理の3つの観点から、とても高い目標設定を行った。ここ10年間以上、年始に立てた目標をほぼ達成できており、毎年大きな成長を実感している。
今年は、日本の金融緩和、急激な円安による資産インフレ、団塊世代の退職による生産年齢人口の激減や経済縮小の影響などによって、世界展開をしている一部以外の企業(特に内需中心の企業)を取り巻く外部環境は一段と厳しくなることが予想される。その環境へ適応するために様々な業界で再編や淘汰が繰り返されることになるだろう。そのため、様々な問題や困難等が一気に発生することと思われる。その一方で自己変革や成長の絶好の機会であるのは間違いない。成長こそが唯一の道であり、摩擦や困難(逆境)を恐れず、今年一年間も果敢に挑戦し続けていきたい。