~変革の時~
新年を迎えて
新年 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
本日は弊社の仕事始めであった。毎年恒例であるが、年頭式では平成22年度の個人目標を5分間程度で各社員の方に発表してもらった。年々発表人数も増え、今年は全員の発表が終わるのに2時間以上かかってしまった。新年を迎えても、時間は変わらず流れていくので、こういう機会に昨年一年間を振り返って、新たな目標を設定しその年の行動計画を立てることで、人生の結果は大きく変わってくるものと確信している。
筆者においても昨年同様、(1)業務目標 (2)自己啓発 (3)健康管理の三つの観点から、非常に高い目標設定を行った。有言実行をモットーに、これらの目標を必ず達成することで自身の成長がはっきりと感じられる1年にしていきたい。
個人における目標設定は、人生の確かなマイルストーンとなり、なりたい自分への達成可能性を確実に高めてくれる。ただ目標を立てるだけでは駄目で、PDCAのマネジメントサイクルを適切に機能させなければならないことは言うまでもない。まず、なりたい自分(ゴール=望ましい姿)を設定し、それを達成するための行動を計画(Plan) → 実行(Do) → 評価(Check) → 修正(Action)することが不可欠である。目標は、思っているだけでは決して達成することはできない。必ず行動を選択しなければならない。逆に言えば、行動を選択することは、結果を選択することに他ならないのである。特に高い目標は短期的に達成できないため、深い動機付けと理由付けが必要であり、かつ、必要な行動を習慣化しなければならない。
今年は、年始早々の1月2日から関与先数社の新年会や年頭式などに参加した。リーマンショック以降の未曾有の経済危機の中、生き残りをかけた厳しい生存競争が続けており、各社例外なく危機意識が非常に高い。日本経済における大きな需給ギャップ解消の目処はいまだ見えず、今後もデフレ傾向は継続するものと予想されている。今日のような環境変化の激しい時代では、会社だけではなく個人においても、過去の成功体験に固執せず、常に新たな付加価値を創出し、変革し続けなければ、生き残れないことを肝に銘じるべきであろう。