謹賀新年

新年 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。

本日が弊社の仕事始めで、9時より経営方針及び個人目標の発表会を開催した。
まず、弊社の本年における重点課題について発表した上で、世界経済及び日本経済の潮流について解説し、その意味を皆で共有した。この不確実な経済環境を絶好の成長機会とすべく、今年のテーマは「アライアンスの強化」とした。

人間が生きていく上においては、無常であることを前提にすることが重要である。無常とは、すべて存在するものは絶えず移り変わっていくこと、つまり、すべてのものは変化し続けることを意味する。その潮流を読んで変化に適応し続けることが大切であり、永続的な安定を求めるべきではない。なぜなら、それは実際には存在しない幻想に過ぎないからである。現在、世界経済は景気回復による株価や不動産などの高騰に沸いている。しかし、その本質的な原因は、世界的なの金融緩和、公共工事等のバラマキ政策などであり、いずれはなくなってしまうものである。一方で、我が国の労働人口の激減、高齢者及び外国人の急増に対しては、速やかに対処しなければならない。来年度には、オリンピック需要の終焉と消費税増税という大きなイベントも待ち構えており、円安の進展によるインフレリスクなども勘案して、よく頭で因果関係を考えれば、自ずと今後とるべき行動が見えてくるだろう。

このような不確実な経済下においては、心で考える力も重要である。心で考える上で大切なことは、妄想にきちんと対処することである。妄想とは真実でない事を真実と思ってしまうことである。妄想を放置すると、怒り、愚痴や嫉妬心などが心を支配してしまい、心を病む原因となり、結果として、生きる力やモチベーションが弱まってしまう。妄想に対処するためには、心の状態を正しく理解し、無駄な反応をせず、瞑想によって、感謝の気持ちをもって妄想を排除する必要がある。また、謙虚にすぐに行動し、現実と向き合うことで妄想を排除でき、結果として生きる力やモチベーションを高めることができるだろう。

各社員の方には、個人目標を発表してもらい、今年の抱負と決意についてそれぞれ熱い気持ちを語っていただいた。本年も新年発表会の後、スタッフ全員と若八幡宮へ初詣に行った。会社全体が新たな気持ちで新年度の業務に入ることができたのではないかと思う。

私は今年も、①業務目標 ②自己啓発 ③健康管理の3つの観点から、高い目標設定を行っている。ここ10年間以上、年始に立てた目標をほぼ達成できており、毎年大きな成長を実感している。

今年も引続き、様々な問題や困難等が発生することと思われるが、その一方で自己変革や成長の絶好の機会であるのは間違いない。成長こそが唯一の道であり、摩擦や困難(逆境)を恐れず、今年一年間も果敢に挑戦し続けていきたい。

この記事は 2018年 1 月 5日(金曜日) に投稿されました。
登録カテゴリー:変革の時(代表者ブログ).
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